top of page

検索


百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録記念誌に寄稿させていただきました。
NPO法人堺観光ボランティア協会様の世界文化遺産 登録記念特集号に、イラストとメッセージを掲載していただきました。

長緒 鬼無里
2019年10月28日読了時間: 1分
閲覧数:45回
0件のコメント
「ラスト・シャーマン」が重版されました
「ラスト・シャーマン」は、おかげさまで重版することができました。 全国の書店にて、お取り寄せにてお求めいただけます。 下記でもご購入いただけます。 アマゾン https://www.amazon.co.jp/dp/4286200132/ref=cm_sw_em_r_mt_d...

長緒 鬼無里
2019年10月28日読了時間: 1分
閲覧数:33回
0件のコメント


「ラスト・シャーマン」が出版されました。
この度、クラウドファンディングを利用したご支援により、「文芸社」より「ラスト・シャーマン」を出版することができました。 ご協力いただきました皆様へは、心よりお礼を申し上げます。 ご購入可能な書店のリストを添付いたしますので、ご参照ください。...

長緒 鬼無里
2019年3月4日読了時間: 1分
閲覧数:38回
0件のコメント


クラウドファンディングで自費出版をすることになりました
このたび、私の代表作でもある「ラスト・シャーマン」を自費出版することになりました。 自費出版を主とする出版社の創立20周年記念作の一つに選んでいただき、費用面や販促面で優遇していただける形で出版していただけることになったのです。...

長緒 鬼無里
2018年4月18日読了時間: 3分
閲覧数:345回
0件のコメント
本年も大変お世話になりました
本日は大晦日。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ここしばらくは、小説の更新もTwitterでもご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。 にもかかわらず、この間にもRTをしてくださった方々。 本当にありがとうございます。...

長緒 鬼無里
2017年12月30日読了時間: 3分
閲覧数:58回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」最終話 白い月
「国とは壊すより続けることがいかに難しいか、大陸へ渡ってよくわかりました。だからこそ、そこに価値が生まれるのです。その価値を高めれば、この国はいかなる大国とも対等に肩を並べることができるはずです」 力強く語る男鹿の言葉に、月読は迷いの中始まった国造りに、ひとつの指標を見い出...

長緒 鬼無里
2017年9月26日読了時間: 1分
閲覧数:40回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」最終章 第三話 重なる運命
最近、皇后との間に、彼にとって二人目の子である皇子が生まれたとの報告も受けていた。 間もなく五つになる月世(つくよ)も、可愛い盛りだろう。 壹与は彼らと会える日を思い、久々に心を躍らせた。 それと同時に、とうとう女王の職務からも解放されるのだと思うと、安堵と不安...

長緒 鬼無里
2017年9月25日読了時間: 4分
閲覧数:24回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」最終章 第二話 あたえられし者
「ねえ牛利、あの人はなぜ、いつもあの女の子のそばにいてあげないのかな」 宮廷の庭を男鹿と歩いていた牛利は、初めて耳にした少年の声に思わず振り返った。 少年の視線は、少し離れた場所で向かい合う美しい少年と、幼い少女に向けられていた。...

長緒 鬼無里
2017年9月24日読了時間: 2分
閲覧数:12回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」最終章 第一話 あたえし者
「皆、兵を迅速に熊襲国に送ったお前に感心し、感謝していたぞ」 妹に背を向けたまま、覇夜斗はそう言った。 夕月は声を出さずに、はにかんだように小さく微笑んだ。 「私は不満だったがな」 そう言って振り返った覇夜斗は、腕組みして欄干に背中を預け、彼女を軽く睨んだ。 ...

長緒 鬼無里
2017年9月23日読了時間: 2分
閲覧数:15回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第五話 別れのかたち
「皆、お前を応援している。必ず目的を果たして帰って来い」 これまで見せたことのない、穏やかな笑みを浮かべてそう言う建(たける)に、男鹿も微笑んで頭を下げた。 「ありがとうございます」 「ぐずぐずしていると、壹与様(あのかた)を誰かが妻にしてしまうぞ。まあ、だとすれば、おそら...

長緒 鬼無里
2017年9月22日読了時間: 2分
閲覧数:18回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第四話 それぞれの未来
「倭国をひとつにする計画は、まだ始まったばかりです。そのため私は、常にあなた方のことを一番に考えているわけにはいかぬのです」 言葉媛(ことのはひめ)は、黙って夫の顔を見つめていた。 月読は切な気な表情を浮かべ、彼女の瞳を見つめて言葉を続けた。...

長緒 鬼無里
2017年9月21日読了時間: 1分
閲覧数:18回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第三話 建国の礎(いしずえ)
「ふん。結局血を流すことなく、大陸の技術を手に入れおったな」 少し離れた場所から月読を見つめ、覇夜斗が鼻を鳴らして笑った。 それを聞いて男鹿も大きくうなずいた。 月読は何一つごまかしたり、大袈裟に話したりはしない。 ただ、真実と自分の想いを淡々と語るだけだ。 ...

長緒 鬼無里
2017年9月20日読了時間: 1分
閲覧数:16回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第二話 晴天の闇
「大王、天幕をご覧ください!」 血相を変えて飛び込んで来た王は、壹与の背後に下げられた天幕を指差した。 壹与はゆっくりと体を半回転させて天幕を見上げ、小さく叫び声を上げた。 そこには無数の三日月の形をした光が散らばり、木の影に合わせてゆらゆらと揺れていた。 ...

長緒 鬼無里
2017年9月19日読了時間: 1分
閲覧数:15回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第一話 狗奴国上陸
「見えるか、野猪」 岬を越え、日向国の港のある湾の入り口まで来た時、男鹿が前方を指差して声をかけた。 慌てて彼の指差す方向に野猪が目を向けると、薄暗くなり始めた空のもと、湾の中央に横たわる巨大な島陰が見えた。 第一話 狗奴国上陸 今回から、第四章が始まります。 ...

長緒 鬼無里
2017年9月18日読了時間: 2分
閲覧数:10回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第七話 決戦への船出
使者はにやりと笑って見せた後、今回の戦に向けての計画を彼に語って聞かせた。 その内容に、覇夜斗は途中何度も目を見開き、声を上げそうになった。 すべてを聞き終えた覇夜斗は、しばらく言葉を失い、落ち着き無くあごに触れていた。...

長緒 鬼無里
2017年9月17日読了時間: 3分
閲覧数:15回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第六話 熊襲兄弟
「お前達は、呉の人間なのか?」 しばらく無言の時間が過ぎ、不意に壹与が建(たける)に問うた。 見た目で倭と呉の人間を区別するのは難しいが、彼女は彼に同じ倭人の持つ空気のようなものを感じていた。 「いや。我々は倭人だ。こう見えても筑紫島の西南にある熊襲という国の王族の者だ...

長緒 鬼無里
2017年9月16日読了時間: 2分
閲覧数:13回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第五話 現世(うつつよ)
「兄の誤った判断で、この子をこんな目に遭わせてしまった。私にもせめてもの償いをさせて欲しい」 橘はそう言うと深く頭を下げた。 しかし、なおも男鹿の顔を見て戸惑いを見せる牛利に、橘は力を込めた瞳を向けた。 「おぬしが今いるべき場所は、ここではなく皇子様のおそばであろう。さ...

長緒 鬼無里
2017年9月15日読了時間: 2分
閲覧数:6回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第四話 剣の舞
「貸せ!」 覇夜斗はそばにいた兵から弓と矢を奪い取ると、人波の向こうで弓を構える男に向かって矢を放った。 矢を胸に受けた男は、くぐもった声を上げてその場に倒れた。 第四話 剣の舞 なな色みらん画 今回は、私の親友で色鉛筆画家の「なな色みらん」ちゃんをご紹介しま...

長緒 鬼無里
2017年9月14日読了時間: 2分
閲覧数:6回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第三話 望まざる運命
その夜、壹与は明石国の宮殿内の寝所で眠りについていた。 すきま風の冷たさに目が覚め、天幕を持ち上げて戸口の方へ目を向けると、壁際に座った姿勢で眠る男鹿の姿があった。 彼は肩に立てかけた剣に寄りかかるようにして寝息を立てていた。 ...

長緒 鬼無里
2017年9月13日読了時間: 2分
閲覧数:4回
0件のコメント


【一日一話】「ラスト・シャーマン」第三章 第二話 策略の戦
「……張政様。ひとつ伺ってもよろしいですか」 少し間を置いて、男鹿は張政に問いかけ、老人は微笑みを浮かべながら頷いた。 「今回の戦は、魏の意向によるものですか」 張政は目を見開き、驚きの表情を見せた。 「魏がこのような小国に、あなたを長年留め置き、親身に尽くして下さる理由が...

長緒 鬼無里
2017年9月12日読了時間: 1分
閲覧数:6回
0件のコメント
bottom of page