【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第二話 晴天の闇
- 長緒 鬼無里
- 2017年9月19日
- 読了時間: 1分
「大王、天幕をご覧ください!」
血相を変えて飛び込んで来た王は、壹与の背後に下げられた天幕を指差した。 壹与はゆっくりと体を半回転させて天幕を見上げ、小さく叫び声を上げた。 そこには無数の三日月の形をした光が散らばり、木の影に合わせてゆらゆらと揺れていた。 第二話 晴天の闇
今回はネタバレになりますので、詳しい解説はなしで(笑) でも、執筆中にこの現象に遭遇したからこそ、この物語が書けたのだと思っています。 画像/2012年5月21日 自宅にて

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