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【一日一話】「ラスト・シャーマン」第四章 第三話 建国の礎(いしずえ)

  • 執筆者の写真: 長緒 鬼無里
    長緒 鬼無里
  • 2017年9月20日
  • 読了時間: 1分

「ふん。結局血を流すことなく、大陸の技術を手に入れおったな」

 少し離れた場所から月読を見つめ、覇夜斗が鼻を鳴らして笑った。  それを聞いて男鹿も大きくうなずいた。  月読は何一つごまかしたり、大袈裟に話したりはしない。  ただ、真実と自分の想いを淡々と語るだけだ。  なのに、なぜ彼の言葉がこれほど人の心を掴むのか、男鹿には不思議だった。 第三話 建国の礎(いしずえ)

イラスト/なな色みらん 卑弥呼の時代を語る時、避けて通れないのが「邪馬台国はどこにあったのか」ということですね。 私はこの作品の中で、邪馬台国は奈良県の桜井市周辺にあったと仮定して書いています。 だからと言って、「畿内説論者」というわけではなく、創作家としては、あらゆる可能性を受け入れられる、柔軟な姿勢を常に保ち続けたいと思っています。 そのあたりの考え方を、以前エッセイとして書いていますので、興味をお持ちの方はご一読ください。 エッセイ「妄想の餌」より「九州説と近畿説」

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