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クラウドファンディングで自費出版をすることになりました

  • 執筆者の写真: 長緒 鬼無里
    長緒 鬼無里
  • 2018年4月18日
  • 読了時間: 3分

このたび、私の代表作でもある「ラスト・シャーマン」を自費出版することになりました。

自費出版を主とする出版社の創立20周年記念作の一つに選んでいただき、費用面や販促面で優遇していただける形で出版していただけることになったのです。

とはいえ、やはり主婦の私には手が届く金額ではなく、一度は諦めかけました。

けれどそんな時、以前から私の作品を気に入ってくださっている方から「最大限協力するから夢を実現させて」とのありがたいお言葉をいただいたのです。

「この本の書籍化は、私の夢でもある」と言ってくださるその方に背中を押され、思い切って決断を致しましたが、私のような無名の作家が普通に出版したところで、おそらく誰の目にも止まらず自己満足で終わるでしょう。

そう考えた私は、最近浸透しつつあるクラウドファンディングを利用して、資金調達をすることにいたしました。

クラウドファンディングを利用することにした理由は3つあります。

1つ目は、資金調達をするとともに、刊行前のプロモーションを行うこと。

2つ目は、時代小説の中でもややマイナーな古代に、少しでも多くの方に興味を持ってもらうこと。

3つ目は、私のような無名で資金もない作家にも、自費出版という夢を叶える選択肢があることを実証すること。

1つ目の理由については説明するまでもありませんが、特に3つ目の理由については、私なりの特別な思いがあります。 

現在、出版業界は大変厳しい状況にあり、私のような知名度の低いアマチュア作家が書籍化を実現させることはとても困難です。

けれど、書籍化はされていなくても、水面下にはたくさんの才能や作品が眠っています。

そんな作品を書籍化する手段の一つとして、クラウドファンディングにより資金を集め、自費出版をするというパターンを提案できたらと思っています。

現代は紙書籍にこだわらなくても、投稿サイトで誰もが作品を発表することができる時代です。

仮に紙書籍にこだわるのであれば、同人本なら自費出版に比べてかなり費用を抑えて制作できます。

私も小説を書き始めた頃はネットで作品を発表し、それにより世界が大きく広がりました。

その後、同人本を作った時には「作家」と少し自信を持って自分のことを呼べるようになりました。

次は自費出版というステップに上がることで、そこからの景色を見てみたいと思っています。

また、2つ目の「古代に興味を持ってもらう」ために、知人のアーティストに、返礼品として古代をテーマにしたオリジナルグッズを用意していただきました。

返礼品として彼らの作品を公開することで、彼ら自身と弧帯文(こたいもん)や直弧文(ちょっこもん)といった古代美への認知が広がればと考えています。

もちろんクラウドファンディングにはリスクがありますし、失敗に終わった場合、私自身の評判を落とす可能性もあります。

そのことを考えると耐え難い恐怖を感じますが、準備段階から多くの方々に応援やご協力をいただいていますし、あとは腹をくくって頑張るしかありません。

もし、少しでも賛同していただけましたら、プロジェクトの拡散へのご協力とご支援をお願い致します。

クラウドファンディング実施期間

2018年4月27日~7月30日

プロジェクト名

『卑弥呼の弟が倭国統一を目指す。弥生時代を舞台にした自費出版プロジェクト。』

(4月27日まではご覧いただけません)

プロジェクトに関しての情報は、随時Facebookでご報告しております。

ご協力者

応援メッセージ

神話伝説研究家 高橋御山人様

吉備歴史研究家 岡将男様

堺市学研究家  中井正弘様

返礼品制作

溶射マイスター  近藤博美様

ペーパーアイテム アダマロカンパニー様

陶芸作家     藤白小鈴様

クラウドファンディング用チラシ

支援方法などが書かれています。

画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

(どちらの画像をクリックしていただいても、同じファイルが開きます)

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