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電子書籍の作り方(エディター編)

September 13, 2015

 

以前より少しずつ情報を集めていた電子書籍ですが、先日、とうとう初出版することができました。制作の基本的な流れがわかりましたので、今回はその説明をさせていただきます。もし、今後、代理店に頼らない出版をお考えの方がいらっしゃれば、少しでも参考になれば幸いです。

※ただし、今回は読み切り小説(縦型表示)での説明となります。

 

 

電子書籍を出版するためには、まずEPUBという形式のデータを作成する必要があります。EPUBとは、国際電子出版フォーラムというところが策定した電子書籍ファイルの規格です。ひとつデータを作ってさえいれば、EPUBを使っている電子書籍販売サイトならそのまま使用できますので便利です。実際、私は今回、ひとつのEPUBデータでAmazon Kindle楽天koboの2カ所で出版しました。

今回は、EPUBデータを作る前段階(EPUBを作るための材料となるデータ)の作り方をご説明します。

 

 

 

EPUBを作るために必要なデータを作る

 

EPUBに変換するためには、文章をどう表示するかの命令を記述されたデータが必要になります。たとえば、「この漢字にはルビをつけて」とか、「ここから別サイトにリンクさせて」といった命令です。HTMLの知識のある方なら、ご存知かと思いますが、<p></p>といったようなタグが入ったデータです。

この時点で「ムリ!難しそう!」と思われた方、大丈夫です。そのような知識がなくてもデータが作れる強い味方がいます!

 

 

 

その前にDropboxを登録しておこう

 

データを作り出す前に、途中必要となってくるので、先にDropboxの登録をしておいてください。

Dropboxは、ネット上にファイルを保存したり、同期、共有ができたりできるサービスです。例えばスマホで撮った写真を自動的にこちらに保存されるように設定しておけば、自宅のPCですぐに取り込むことができたりします。また、データのやり取りをするにも大変便利ですので、登録していて損はないと思います。(※詳しい機能などはサイトで確認してくださいね)

 

 

 

でんでんエディターを使おう

 

私のようなHTML恐怖症の強い味方が「でんでんエディター」です。まずは、こちらのサイトを開いてみてくださいね。(※無料)

こんなページが表示されると思います。

初めて開くと、 編集ウィンドウ内には説明文が入っていると思います。今回はとりあえず、この説明文を全て消去して下さい。(全体選択→delete)

 

消去できたら、そこに自分の作品の文字データをコピー&ペーストしてください。

 

 

さて、ここまでできたら、いよいよ編集開始です!

※でんでんエディターでは、途中保存する機能はありません。ネットが途切れるなどトラブルがあった時のために、時々別ファイル(Wordなど)に文字をコピーして保存しておくことをおすすめします。

 

 

 

表示状態の確認

 

今回は、読み切り小説ですので、ほぼこのままでも完成形に近い状態になっています。試しに今どんな状態で電子書籍に表示されるのか見てみましょう。

 

 Previewをクリックしてみて下さい。この状態では下図のように横書きで文章が表示されていると思います。これを縦書きで表示してみましょう。

 

 

「テーマを選んでね」→「でんでんコンバーター縦書きデフォルト」を選択すると…。

 

 

縦書きで表示されました♫ ほぼ、これが電子書籍で表示されるイメージになります。文字が小さくて見づらい場合は、「文字の大きさ」→150%を選択すれば、拡大されます。

 

 

 

 

行間をあけよう

 

「Edit」で編集画面に戻って、編集を続けましょう。よく見ると、元の文章が反映されていない部分がありました。

 

 

「なあ、幽霊って見たことあるか?」という台詞の前に一行空けているのに、プレビューでは詰まっています。単に改行するだけではだめなんですね。そこで、空欄だった行にスペースを打ち込みました。すると…。

 

 ちゃんと表示されました!(でも、もしかしたらこれは力技かも…)

 

 

 

ルビを入れてみよう

 

次に、私が必須項目のひとつと思っているルビの入れ方をご説明します。まずはルビを入れたい部分にカーソルを持って行き、こちらをクリック。

 

 

 { }に囲まれた文字列が表示されます。この親文字のところに漢字を、ルビ文字のところに読みがなを入れてプレビューで見てみましょう。

 

 

ルビが打たれました♫ ちょっと感動(笑)

 

 

 

 

リンクを入れてみよう


だいたい上記の作業の繰り返しだけで、編集作業は終わりました。

 

気になったこととすれば、三点リーダー「……」です。私はこれを多用するのですが、横書きでは問題ありませんが、縦書きにすると片側に寄ってしまいます。そこで、こちらは「••••••」に打ち変えました。

 

最後にあとがき部分にこちらのホームページアドレスを入れようと思います。このままではリンクされていないのですが、電子書籍の利点を活かして、ホームページにリンクできるようにしてみます。

 

リンクを設定したい場所にカーソルを動かし、こちらをクリック。

 

 

このように表示されます。

 

 

こちらの「代替テキスト」にリンクの説明文などを入れ、( )の中にリンク先のアドレスを入れます。※私は代替テキスト部分にはホームページアドレスを入れました。

 

 こんな感じ。プレビューすると、このようになります。

 

アドレス部分をクリックすると、ちゃんとリンクされています。ちなみに執筆日などの数字が漢数字なのは、縦書きを意識してのものです。 縦書きで表示してみると…。

 

 

 

出来上がったら保存しよう

 

プレビューでちゃんと表示されているか確認して、問題がなければ保存します。

下図のブルーのボタンをクリック。

 

 

ここでDropboxが出てきます。

 

 

「Save to Dropbox」をクリックすると、保存先をたずねてきます。

 

 

場所を選んで(基本「保存」でいいと思います)「保存」をクリックで保存されます。

Dropbox→「保存」フォルダに、ファイルがあるか確認します。

 

 

この状態ではUntitled_Documentとなっていますので、作品名などわかりやすい名前に変えておきましょう。

 

 

これでEPUBを作るためのデータが完成しました!

次はいよいよ、EPUBを作ります!…が、今日のところは疲れてしまったので、それはまた次回をお待ちください。それまで、今回作ったデータはDropboxに保存したままにしておいてくださいね。

 

お疲れさまでした♫

 

 

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