「国とは壊すより続けることがいかに難しいか、大陸へ渡ってよくわかりました。だからこそ、そこに価値が生まれるのです。その価値を高めれば、この国はいかなる大国とも対等に肩を並べることができるはずです」
力強く語る男鹿の言葉に、月読は迷いの中始まった国造りに、ひとつの指標を見い出せた気がしていた 最終話 白い月 今回で「ラスト・シャーマン」は最終回となります。 ここまでお付き合い下さった皆様、いいねを下さった皆様、本当にありがとうございました。 最後は、自作のイメージムービーをお届けします。 拙いものですが、何かを感じていただければ幸いです。 以降、「ラスト・シャーマン」シリーズは下記のように続きます。
外伝「花蓮~ファーレン~」卑弥呼に金印を送った魏の皇帝の物語。 スピンオフ「白き覇王の軌跡」出雲国王覇夜斗が、月読と出会うまでの物語。 短編「狗奴の王」狗奴国王となった青年とその妻のある日常。 このほか、執筆作品はこちらのページで一覧できます。